きぬなう

日常の記録

近くのインドを想う

カレーが食べたい思いが募っている。

数週間前に出先で入った通りすがりのカレー屋さんが忘れられないのだ。郊外の閑散とした駅前商店街にあるなんてことないインドカレー屋さんで、店構えも店頭に出してあるメニューもなんら特別感はなく、逆にその辺によくあるタイプのこじんまりとしたお店なのだ。その日は暑かったこともあり、いくつかのお店を検討したのち、カレーいーねー!となんの期待もせず店のドアを開けた。

日替わりセットが680円くらいだった。カレー1種類にナンorライス、サラダとデザートで、だ。安い。お店の場所を考えたら、このくらいが相場なのかもしれない、と値段から察して更に期待度はちょい下降気味に、他にもセットが色々とあったが日替わりにしてマサラチャイをプラス。ライスは白いご飯かターメリックライスが選べたので迷わず後者を選択。

お店のスタッフは全員おそらくインドの方で、店の広さの割りには特に厨房の方にスタッフが多め。意外と待ってランチプレートがくる。米の盛りに気前の良さを感じる。よく見るとターメリックライスの中にはクローブやカルダモンがホールでたくさん炊き込まれていて一気にテンションが上がる。カルダモンは高級なのだ。そして主役のカレーは、油っぽさやしょっぱさがほとんどなく優しくスパイスが香り、丁寧につくっている味がした。なにしろ療養中の胃に優しい、どころか身体に良い感すらある。デザートの甘いヨーグルトでさえほんのりスパイシーなのだ。隣のテーブルに運ばれてきたナンを横目で見ながら食べ進めていくうちにどんどん嬉しくなっていた。完全にツボってしまった。

お会計の時に厨房を改めて覗くとピッカピカで掃除が行き届いていた。やはり。そういうことは全て比例するのだ。目つきの厳しい調理監督と思しきインド人のお兄さんの顔を思い浮かべ、そしてあゝあのカレーをまた食べたい!!とこの蒸し暑い日本の夏空の下で日々思うのだ。

 

それにしても安すぎはしませんか?  って話。

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