きぬなう

日常の記録

アガる場所がある

暑さが落ち着いたかと思えば連日の雨。基本的に重い腰がさらに重く、散歩などまず論外、近所の徒歩範囲で済ませていたお買い物も必要最低限になりつつある今日この頃である。

そんな中、たまたま街へ出かけ紀ノ国屋に寄る機会があった。
いわずと知れた高級スーパーマーケットだ。久しぶりに入った店内は無駄がなくすっきりと、そして独特のゆとり感、これ以上美しい陳列はなかなか他ではお目にかかれない。そうそうこの感じ~〜と一気にテンション上昇。食料品の買い物は昔から大好きである。

まだ20代のころ、身分不相応とわかっていてもたまに紀ノ国屋に行った。きれいにパックされ並んだ野菜やお肉はちょっと高いどころではない。でもいつかカートでお買い物できるようになりたいな、と夢見ながらじっくり店内を見てまわった。そのころの私にとっては初めてみる珍しいものばかりで脳内はあっという間にキャパ越えしたが、お財布の中身を考えながら、チーズやパン、お菓子などを少しだけ慎重に選んだ。それでもレジでお金を払うと、お姉さんが買ったものをあのおなじみのデザインの紙袋にきれいに入れてくれる。それを持って歩くのはとても贅沢で幸せな気持ちだった。

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à la 50になっても気持ちは全く同じ、久しぶりにウキウキパトロールに興じた。もちろん買えるものは昔よりもずいぶん増えたし、少々高くたってモノを選べば逆にお得だってことも知っている。穴のお買い得品コーナーももれなくチェック、なんたって最寄の駅前にある◯◯ストアの商品よりクオリティが高いのだから。商品を吟味してカゴに入れていく行為がまた楽しいのだ。

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土のついたとれたての自然野菜やオーガニックのこだわり食材を扱うお店も好きだけど、値段的にはそんなに変わらない。私にとっての紀ノ国屋は永遠の憧れ素敵スーパーマーケットで、きちっと管理された鮮度の良い商品、美しい陳列、テトリスのように上手な袋入れ、丁寧な接客、それらがつくりあげる気持ちの良さにお金を払っているのだ、改めて実感する。

ただ、カートでのお買い物は未だクリアできていない。